自分の仕事に誇りを持つ方法
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
先日高校の部活の同期会がありました。中には10年ぶりに会う友人もいて、それぞれが自分の道を進んでいてとてもいい刺激を受けました。
以前は同級生に会って仕事の話をすると、みんながしている仕事のスケールの大きさにしり込みして、自分自身がやっている看護師の仕事に自信・誇りが持てないと感じることがありました。
しかし今回はしっかりと誇りをもって自分の今やっている仕事について話すことが出来ました。
それは自分が日々意識して取り組んでいた『今、この瞬間にベストをつくす』という考え方のおかげかと思います。
自分の仕事に誇りを持って仕事ができるように考え方をまとめます。
【目次】
〘まわりの人がすごく感じる理由〙
病院で働く私たちは、実はとても小さい単位で働いています。
商社や建築業界で働いている友人の仕事の話はスケールが大きく、壮大です。
仕事の内容も多岐にわたり、日常的に英語を使って仕事をする事も多いようです。
看護師の仕事をする私たちからは考えられないようなことばかり。
非日常過ぎて『すごいなー』って思いますよね。
自分が知らないことを知っている。これがすごく感じる理由です。
人間には自分が知らないことを知っている人、できないことできる人に対し、必要以上に過大評価してしまう性質があります。
以前記事にも書きましたが錯覚資産の影響もあります。
nursemannofunbari.hatenablog.com
そして大きなスケールと扱っている金額の大きさなどで『自分とは比べ物にならないくらいすごい仕事をしているんだ』と感じてしまうわけです。
〘今私たちがやっていること〙
私たちのやっている看護師の仕事。
点滴、採血、内服、おむつ交換、入浴介助など多岐にわたります。
時には便まみれになりながら、必死にトイレ介助をし本当に大変な思いをします。
確かに英語を使うことはないし、大きなお金を動かしているわけではないし、人に話しても尊敬を集められないかもしれない。
しかし、こんなに人に感謝され、人の力になれる仕事は他にはありません。
それは日々働いている皆さん自身実感しているはずです。
患者さんの顔を見て
『今日は調子がよさそう』
『今日はなんかしんどそう』
『なんか嫌な予感がする』
など看護師だからこそわかる第6感は企業で働くサラリーマンよりも絶対にたけている能力だと思います。
〘自分の仕事に誇りを持つために〙
上のような理由で僕自身、自分の仕事に誇りを持てない時期がありました。
しかし『今、この瞬間にベストをつくす』という考え方を身につけて少しずつ誇りが持てるようになりました。
他人にとっての評価基準はその人が出した結果だけです。
結果にいたる過程を正当に評価してくれる人、過程まで見てくれる人はほとんどいないでしょう。
しかし自分にとっての評価基準は結果にいてるまでの過程でどれだけ努力できたかだと思います。
他人→成果 自分→過程
こうして考えると自分の仕事に誇りを持つためには日々の過程が大事なんです。
何か看護研究をやり遂げたり、昇進したりしなくてもいい。
日々患者さんに向き合う、その瞬間に自分ができるベストのことをする。
小さな小さな積み重ねがいつの間にか私たちに自信と誇りを与えてくれるのです。
こうして得た誇りをもって今回の同期会で僕は自分の仕事をみんなに熱く話すことができました。
〘まとめ〙
自分の仕事に誇りを持つ方法についてまとめました。
私たちの仕事は大きな建物を作ったり、数字で成果が出るような仕事ではありません。
しかし、生きていくうえで病気というつらい時期に患者さんを支え励ますことが出来る素晴らしい仕事です。
みなさんが今この瞬間にベストを尽くして、自分の仕事に誇りが持てるようになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!