結局、信頼されることは大切だ。
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
今日は信頼されることについて書きたいと思います。
先日後輩と話をしていて
『自分が信頼されていないと感じるのが辛いです』
といっていたのを聞きました。
確かに自分も新人の時、同じように思っていたと思い出しました。
一緒に働く人に信頼されていると自分で感じることはとても重要で、自己肯定感につながります。
なぜ信頼されることが重要なのか、どうしたら同僚に信頼されるようになるのか、まとめます。
〘信頼されることが重要な理由〙
協力して働くために
僕自身、仕事をするうえで自分ができることを精一杯やっていたら基本的に人の目なんて気にしなくていいと思っています。
しかし私たち看護師の仕事は一人ではできません。
チームで動いたりペアを組んだりするので、そこには人間関係は存在します。
考えの上では人の目は気にしませんが、実際はその日のメンバーと協力して働く必要があります。
人間関係がうまくいくためには『信頼関係』が非常に大切にです。
お互いが信頼できていないとチームワークが悪く、協力しあえません。
これはストレスが溜まることですし、仕事も回りません。
チームワークを発揮し、協力し合って働くためには信頼関係は不可欠です。
人間の基本的欲求だから
みなさんマズローの5段階欲求はご存知だと思います。
マズローの考え方に合わせて考えると、他人から信頼を得たいと思うことは図でいう尊厳欲求や社会的欲求に当たると思いませんか?
人間関係、信頼関係を築いて尊厳欲求を満たしたい。
これは人間だれも思う欲求なのです。
だから『信頼されていない』と感じることはつらいのです。
〘信頼を失う場面〙
信頼を得るのは時間がかかるが、失うのは一瞬だとよく言われます。
ここでは特に先輩、後輩の間において信頼を失う場面を考えてみたいと思います。
先輩→後輩
看護師の世界ではなぜか「後輩は信頼できない」という風潮が一部の人の間で根深くあります。
そして後輩を信頼していない先輩は特にストレスが強く、イライラしている人が多いです。
後輩が先輩の信頼を失う場面はDrからの指示を見落としたり、必要な処置を見落としたり業務に関する内容が多いです。
後輩→先輩
信頼を失うのは後輩だけではありません。先輩も後輩からの信頼を失うことがあるのは忘れてはいけません。
先輩が後輩から信頼を失う瞬間は倫理的なケースが多いように思います。
報告に行っても聞いているのかわからないような態度、無視。
豊富な経験や知識を使ってマウントを取ってくる時。
患者さんに対しての態度。
主に人間性に関する内容です。
このように具体的な場面を挙げだしたらキリがありません。
ではお互いが信頼関係を築いてチームワークよく協力し合って働くにはどうしたらよいでしょうか?
〘信頼関係を築くには当たり前を積み重ねる〙
結論は当り前を積み重ねるです。
上の例から考えるとDrの指示や処置を落とさないことは当たり前のことなんです。
そう考えると特に新人は毎日の仕事を1つ1つ丁寧にやっていけば自然と周りからの信頼は得られるのではないでしょうか?
1つ1つ丁寧にがキーワードです。
忙しかったり、時にはごまかしたい瞬間もあると思います。
しかしごまかさず丁寧に仕事を積み重ねていく。
当たり前であり難しくはありますが、これができれば間違いなく周囲から信頼を得て働くことができるようになると思います。
逆に言えば信頼を得るには時間がかかるのです。
冒頭で紹介した新人の『信頼されてないと感じるのが辛い』との言葉に、
僕は『たった半年働いただけで周囲からの信頼なんて得られない。少しずつ確実に仕事を重ねていくことが信頼につながる』と声をかけました。
また先輩の立場である場合、看護師としての経験を重ねれば重ねるほど患者さんや同僚に対してどうかかわるのかが、後輩や同僚からの信頼を左右します。
患者さんに毎回目を見て「今日受け持ちします、お願いします」と言ったり、後輩の報告をきちんと聞いたり、ありがとうと感謝の言葉を伝えたり。
仕事に対する慣れで流してしまうところや、謙虚さを失わずに周囲にかかわることがベテランが後輩から信頼を得る方法だと思います。
〘まとめ〙
信頼を得る方法は
若手:毎日丁寧に仕事を積み重ねて行く
ベテラン:謙虚さを忘れずに患者さん、同僚に接していく
これが周囲から信頼される方法だと思います。
毎日丁寧に仕事をして謙虚さを忘れずに周囲に接することでキャリアを築いていける人は絶対に素敵な人ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!