ナースマンのふんばり

日々頑張る看護師の皆さまをマッチョ的にポジティブに応援します

新人看護師は自己肯定感が低くなる問題

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こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。

 

1年目のナースとペアを組んで最近よく思うのが

全然自分のこと認めねぇ

ってことです。

 

「~できるようになったね」

「~うまくなったね」

 

と声をかけても極端に謙遜(けんそん)したり、自分を認めたりすることが下手!

 

自己肯定感低いなって思いました。

 

なんでかな?と理由を考えたのですが、原因は1年目看護師のみんなが置かれている状況でした。

 

自己肯定感は仕事でもプライベートでもとても大切な感覚だと思います。

 

そこでなぜ大切なのか、自己肯定感を上げるにはどうすればいいかをまとめます。

 

〘自己肯定感ってなに?〙

自己肯定感という言葉を聞いたことはあるけど、それどんな感じ?という方が多いと思います。

 

自己肯定感=自分のことを肯定的にとらえている感、自分に対しプラスのイメージを持っている感

 

という理解でいいと思います。

 

そして日本人は自己肯定感が低い国民性があるという特徴も知っていて下さい。

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日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査(我が国と諸外国の若者の意識に 関する調査(平成25年度))の結果

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/pdf/tokushu_01.pdf

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〘看護師1年目は自己肯定感が下がりやすい〙

看護師1年目はとても自己肯定感が下がりやすく、それによりストレスを抱えがちになります。

 

それはなぜか。

 

看護師1年目は何をするにしても一人ではできずに先輩のチェックや判断が必要で、主体的に1人でできることがほとんどありません。

 

そうしていくうちに自分は一人では何もできないんだ、先輩に迷惑をかけながら働いていると思うようになります。

 

さらに日々の振り返りで先輩から毎日のようダメ出しや指導をうけて過ごします。

 

つまり看護師1年目は必然的に自己肯定感が下がる時期なのです。

〘自己肯定感が低いとなぜよくないか〙

自己肯定感が低いと、自分をネガティブにとらえるのでストレスがたまりやすくなります。

 

その状態で仕事に行くと、さらに自己肯定感を下げる日々。言いかえると自分を否定される毎日です。

 

ストレスは雪だるま式に大きくなり最終的にはメンタルに問題を抱え、うつや適応障害につながり休職や退職をしてしまいます。

 

仕事のストレスでメンタルを病むと実生活も楽しくなくなり、負の連鎖が止まらなくなります。

〘自己肯定感が大切なのはなぜか〙

大切な理由は人が生きていくうえで自己肯定感が高いほうがいいに決まっているからです。

 

自分自身のことを前向きにとらえられなかったり、嫌いなら生きていくのもつらくなりませんか?

 

人生を送っていくなら楽しいほうがいい。そのためには自己肯定感が高いほうが幸福度は高いです。

 

異性を好きになるときも、前向きで一緒にいて楽しい人がいいですよね。そんな人はきっと自己肯定感が高い人です。

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〘自己肯定感を高める方法〙

①環境

どの病棟にも1人はあなたの頑張りを認めてくれる人がいるはずです。そんな人がいたら必ずいい関係を築いておきましょう。

 

どうしても1年目や新人時代は指導されることが多いですが、その中でポジティブにフィードバックしてくれる人の存在はかなり貴重です。

 

さらにある程度経験をつんだら、自分をネガティブにする人からは一定の距離を置いていいと思います。

 

いわいるお局さんに気に入られようとすることなく、ほどほどの距離感をとりましょう。

 

気分屋の先輩に振り回されない方法はこちらを参考にしてみてください。

 

 

nursemannofunbari.hatenablog.com

 

②思考

・自分でダメと思っていることはそれほどダメ過ぎないことを知ろう

自己肯定感が低い人は、自分は全然できないと思っているでしょうが、それほど

他人はあなたのことをダメだと思っていません。

 

むしろそこまで興味を持っていないことを知りましょう。

 

・できるようになったことに注目しよう

毎日指導やダメ出しを受けていると全然成長していないような気になりますがそんなことはありません。

 

今の自分と入職した時の自分を比べてみてください。

 

絶対に今の自分のほうが成長しているはずです。

 

できないことに目を向けるのも必要ですが、自己肯定感を高めるにはできるようになったことに目を向けるほうがもっと大切です。

 

・褒められたときは素直に受け取ろう

先輩から褒められたときは素直に受け取っていいんです。自分の成長として受け入れるべきです。

 

ここで必要以上に謙遜(けんそん)したりする必要はありません。

「ありがとうございます」と言って素直に受け止めて自分の成長を喜びましょう。

 

・自分を誰よりも信頼し、励まそう

誰が何と言おうと自分が一番信頼できるのは自分です。

 

もしそうでないなら、たった今からそうしてください。自分を信頼できる力は訓練しないと身につきません。

③行動

・自分を励ますときに使う「前向きひとりごと」

例えば仕事で家を出るときに「今日も頑張ろう」「大丈夫、できる」と小さな声でいいので口にしてみてください。

 

予想以上に元気が出たり、前向きな気持ちになれます。

 

言葉は力。

 

自分が発した言葉も自分を支えてくれます。ぜひやってみてください。

・日記を書く

自分を信頼し自己肯定感を高めるためには何かをやり続けることも大切です。

 

毎日やると決めて続ける。そうすることで自分への信頼を深めることができます。

 

それには僕は日記がおすすめです。一言でもいいので毎日自分の気持ちや思ったこと、仕事であったことなどを書きます。もちろんグチでもいいです。

 

続けることで自分自身と信頼関係を作りましょう。

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〘まとめ〙

自己肯定感を高める方法についてまとめました。

 

看護師1年目は一番しんどいですが、自分を卑下しすぎることなく、自己肯定感を

保ちながら少しずつ成長していってください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぐっちでした!!