せやろがいナースが看護師の世界に革命の種をまいた
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
今日は@YoonA_partydollさんが投稿した動画につい考えていきたいと思います。
ネガティブな雰囲気が広がりがちな看護師の世界に一石を投じる動画です。
ユナさんが看護師界のジャンヌダルクになるかもしれません。
【目次】
〘動画で伝えていること〙
まずはこの動画をみてください。
【せやろがいナース】
— ユナ@看護師+αの働き方 (@YoonA_partydoll) 2018年11月29日
未だイジメがある古い看護業界と
モンスター患者に言いたいことがあったので、真冬の湘南の海に聞いてもらった。
現場で働く医療従事者、リスペクト!
実際には患者さんの一言に救われる事も多いです。https://t.co/sSse744Fs4#せやろがいナース#せやろがいおじさん pic.twitter.com/TiiuLuVMhJ
動画に出ているユナさんめっちゃ可愛いですよね。好きになりそうですね。って・・・そんなことじゃなくて。
看護師をやっている人なら全員が共感できる動画になっているのではないでしょうか。
この動画での訴えは
看護師は白衣の天使ではない→考え方を看護師・患者さん共に変えよう
ということが主題です。詳しく解説します。
①看護師ー看護師で
現場ではどこでも強烈なお局ナースのパワハラで若手ナースが日々クタクタになりストレスや離職の原因となっています。
このままではいけない。看護師の間でもいたわりあうことで人間関係で悩むナースを減らそうという提案です。
②看護師ー患者+患者ー看護師で
ここでは特に患者さんも意識を変えてほしいと訴えています。
患者さんは看護師を白衣の天使と思っているのか知りませんが、セクハラをしてくる人や、中には「おれたちが払った税金で給料が出ているだろう」と偉ぶってくる患者さんもいます。
看護師も人間。看護師に対して優しくしてくれる患者さんにはこちらとしてもいい看護を提供したいと思います。
患者さんが看護師を大切にすれば、看護師は患者さんをもっと大切にしようという気持ちがめばえ、結果的にWin-Winになるということです。
そして①+②が実現すれば看護師は仕事が楽しくなり、離職率は低下し、潜在看護師の解消から人手不足はなくなるという最高の結果が生まれるのではないかというのが動画の趣旨です。
〘上は変えられない。看護師ー看護師は今の世代からスタート〙
モンスターお局に若手が悩んでいるのはどこの職場でも同じとSNSの世界では共通認識だし、現場の若手はみんな思っています。
じゃあこの動画を見せてお局に考えを変えてもらおう!!と思っても無理です。
人は変えられない。そしてあの方々はこの動画にはたどり着かないでしょう。SNS世代ではないから。
先輩の態度が問題だと感じているのはおそらく20代前半~広くみて30代前半までの世代です。
SNSで情報発信や情報収集しているのも職場ではこの世代からではないでしょうか。
それなら僕たちの世代から看護師ー看護師の関係を変えていくしかない。
同じ問題意識を持っているなら自分たちが変えていくと行動を起こしていきましょう。
そしてやり方は超簡単!!後輩を大切にするというだけです。
後輩は毎年はいってきますがモンスターお局は毎年増えません。
ぼくがおすすめする徹底的後輩優遇政策を実行し良好な人間関係の輪を広げていきましょう。
そうすればモンスターお局はどんどん勢力を失うか、力衰えずとも若手は支えあってお局のパワハラを乗り越えていけるはずです。
後輩を育てるときの落とし穴はこちらにまとめています。
nursemannofunbari.hatenablog.com
〘患者ー看護師は時間をかけてやっていくしかない〙
こちらを変えるのはなかなか難しいです。患者さんが病院でテレビのチャンネルを変えるたびにこの動画が流れるようにすれば少しは認識が変わるかもしれませんが・・・w
これは僕自身の意見ですが、病棟の看護師を患者さんのハラスメントから守るのは病棟の責任者、つまり師長の仕事だと思うんです。
患者さんからセクハラやパワハラを受けたら、責任者に報告して、責任者から患者さんにガツンと言ってもらう。
現場の看護師が患者さん第一で仕事をしているように、責任者は現場の看護師第一で動かないといけない。
これをわかっている責任者が少ない現状ですが、あと少しすればこの動画をみて、僕たちと同じ問題認識をもった世代が管理職につく時代がきます。
この世代から少しずつ時間をかけて患者さんに想いを伝えていき、認識を変えていくしかないと思います。
その先頭に立ってみんなで頑張って行くのがあなたかもしれません。
そうした意味でこの動画がまいた革命の種は僕たち世代が育てるべき重要な考え方です。
〘まとめ〙
看護師なら誰もが思っていた想いを動画という形で発信してくれたユナさんに敬意を示し、今日から僕たちがやるべきことはまず後輩を大切に育てることです。
自分ができることを少しずつやって、新しい時代を作りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!