ナースマンのふんばり

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人生を好転させる錯覚資産ってなんだ?

 

 こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。

今日はふろむださんの話題の新書を読みました。

 人生を好転させる『錯覚資産』のとは何か、

錯覚資産を作るには

どうすればいいかに焦点をあててまとめてみます

 【目次】

 

〘成功=運×実力 はうそ〙

 成功は運と実力で決まっている、

ということは一般的な考えですが、

この本でふろむださんは

 

成功=運×錯覚資産×実力

 

という関係を提唱します。

 

ここで言われる錯覚資産とは 

他人が自分に対して持っている

都合のいい思考の錯覚

と説明されています。

 

つまり

相手が自分に対して持つ、

プラスイメージが生むプラスの効果

と言い換えることが出来ます。

 

具体的には

「大きなプロジェクトを成功させた田中さん」と

「なんだかパッとしない山本さん」

が会議で同じ発言をしたとします。

 

発言は同じ内容なのに

やり手の田中さんの場合には

「凄腕の田中さんがいうのだから間違いない」

となるのに、

さえない山本さんの場合はそのままスルーされる・・・

なんてこと、よくありますよね?

 

SNS上で訳のわからない発言をしてても、

経歴に東大卒や、フォロワー10万人などの人であれば

「ん??この発言、何か意味があるのでは」

と肯定的にとらえてしまいます。

 

これが思考の錯覚です。

 

同じ結果なのに思考の錯覚によって

実際よりすげぇ!と評価してしまう。

これが錯覚資産の効果なのです。

 

つまり、錯覚資産をうまく利用すれば、

本当の実力をさらに大きく見せることが可能になります。

 

 

 

 成功=運×錯覚資産×実力  

この式から錯覚資産を大きくすることで、

より成功に近づくことができるという考え方です。

 

〘ハロー効果の不思議〙

 

ハロー効果・・・

わかるようなわからないような・・・

 

こんにちは!ハロー!!

のあいさつの力ではなさそうですね。

 

この本でハロー効果とは

1点でも優れているところがあれば

何もかもが優れていると感じる効果

とされています。

 

先ほど例に出した凄腕の田中さんと、

頼りない山本さん。

2人の人物像を想像してみてください。

 

田中さん:高身長で短髪、

     スーツをバチっと決めたイケメン

 

山本さん:猫背で清潔感に欠ける小太りのひと

 

こんなイメージになりませんか?

少なくとも全く逆ではないでしょう。

 

ハロー効果によって

田中さんは外見的にも優れている人なんだろうなー

と考えてしまうのです。

 

〘錯覚資産を築くために〙

 これまで錯覚資産の力と

ハロー効果について説明してきました。

ではいかにして錯覚資産を築くのか。

 

本では

試行回数を増やし、

小さな成功の積み重ねからハロー効果を得て

信用を勝ち取り、

錯覚資産を築く方法が提案されています。

 

とにかく初めの錯覚資産を得られるまで、

試行回数=挑戦を、成功が得られるまでし続けろ

ということです。

 

〘まとめ〙

何かに挑戦する回数(試行回数)を多くし、

小さくでも成功を重ねる

  ⇓

成功をつうじて錯覚資産を大きくする

  ⇓

 錯覚資産で得たチャンスを利用し実力をつけ、

さらに錯覚資産を生み出していく

 

これが本書に書かれている軸の内容です。 

 

 私たちは普段実力をつける手段として

スキルアップを目指してしまいますが、

ふろむださんが伝えたかったことは、

 

錯覚資産と実力の両輪をまわして

成功をおさめよう                            

ということです。

結局初めの成功は、

自分の力でつかみ取らないと前には進めない。

 

まずは成功のサイコロを何度も振るように、

なんども一歩踏み出す重要性を改めて感じました。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぐっちでした!!