ナースマンのふんばり

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私たちの給料が決まる仕組み

 

超入門 資本論

超入門 資本論

 

 

こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。

みなさんは自分たちの給料がどうやって決まっているかかんがえたことはありますか?

 

私たち看護師の給料は能力によって評価されることはなく、ほとんど経験年数(その病院における勤続年数)で決まっています。

 

先日読んだ本で自分がもらっている給料が決まる仕組みを知って深く納得したのでまとめたいと思います。

 

キーワードは給料は労働力を回復させるための経費です。

 

 【目次】

 

〘給料があがらない理由 その①〙

本作で筆者の小暮太一さんは、

給料は労働者を働かせ続けるためのコストであり、

給料としてもらえるのは、次の日も元気に働くために

体力を回復させる分だけのお金である

とのべています。

 

なるほど!!と思いません?

 

私たちがもらっている給料は、私たちが働き続けるための費用だったのです。

 

そして少し考えて気づくこと。

頑張って働くだけではお金持ちになれない・・・

 

なぜなら頑張った分だけ体力回復させるだけの費用がかかるからです。

 

身近な例で行くと、先生たちの給料が高いのは、精神と体力を回復させるコストも高いからなんです。

 

一緒に働いていてほんとうに尊敬するほど労働時間は長いし、かかっているプレッシャーもすごいですよね。

 

だから給料がいいのです。

 

そしてお金をかけて精神と体力を回復させなければならないのです。

 

もしあなたが給料を払う側の立場だったら、必要以上に払いたくないですよね?

 

みんなが明日も元気に働けるだけの最低限のお金を給料として払いませんか?

 

これが給料が上がらない仕組みなんです。

 

いやいや、昇進したら上がるじゃんと思ったあなた!!

 

昇進したらかかるストレスも多くなるから回復するコストも増えるので結局同じなんです。

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〘給料が上がらない理由その②〙

本作では給料はどんどん下がるという恐ろしい理論が説明されています。

 

簡単に説明すると、

人の労働を機械が行うようになる

   ⇓ 

人の労働が減る  

   ⇓      

求職者が増える

   ⇓

労働力が安く買いたたかれる=給料低下

 

さらに技術が発展し、よいものが安く大量に作られることで人々の生活コストが低下し給料も下がるのです。

 

例えば食器は100円均一でも十分いいものが買えるようになったし、洋服はユニクロやGUなどで昔にくらべて安くていいものが誰でも手に入るようになっています。

 

いいものが安く買えるようになるということは、生活にかかるコストも少なくなる。

 

結果、給料を下げてもみんなが生活できるので給料は上がらないということになるのです。

 

〘上がらない給料でも生き残る方法〙

①昇給に依存することなく自分の必要経費をあげない

給料があがったら、いい車に乗りたい、おいしいものたべたい、いい家に住みたい・・・なんて思いますよね?

 

しかし上がった給料分使っていたらお金はたまりません。

 

年収(アップ)−必要経費(変えない)=自分の利益(アップ)

 のイメージです。

 

残したお金は貯金や運用に回して自分の資産を築く元手にします。

 

②給料を買いたたかれない労働者になる

 

この点は私たち看護師はキャリアの積み方で有利な立場にあります。

 

超高齢化が進む日本では医療を必要とする人たちが増え続けるので、看護師の需要は高まるはずです。

 

機械にとってかわられえる仕事でもありませんね。

 

③副業せよ

これは私の意見ですが、結局給料だけの収入では余裕のある生活はできません。

 

だから給料以外に自分の力で収入を得るのが自分のお金を増やす最も早い方法だと思います。じゃあどうやって??

 

それを考えるのがあなたの人生です。

〘まとめ〙

僕たちの給料が上がらない理由をまとめました。

 

結局だれかからもらう給料だけでは使えるお金もその誰かに制限されているということですね。

 

本当は知らなくていい不都合な真実だとは思いますがこれは事実です。

 

自分で収入を得るのがこの問題の一筋の光だと僕は信じています。

 

しいていうならもう一つは自分の必要経費を上げないで、給料のいい職場に転職するのも手だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぐっちでした!!