歳をとるほど幸せになれる?
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
いつまでも若く元気なままでいたいということは誰しもが思うことです。
実際に病院でお年寄りに関わる機会が多い私たち看護師は、歳をとるほど幸せになれると聞くと
「ほんと?」「そんなことないはず」
と思うのではないでしょうか?
なぜ歳を取るほど幸せになれるのか?
秘密は残された時間を意識することのようです。
【目次】
〘一般的な考え〙
高齢者からイメージできる言葉でポジティブなものがどんどん思い浮かぶ人は少ないと思います。
体が少しずつ弱ってきて、かつてできていたのに、自分一人ではできないことが少しずつ増えてくる。
病気がちになり、身体は痛み、若い人に取り残されて、親しい人とは死に別れ寂しい日々を送るなんてことは何となく誰でも想像できるのではないでしょうか?
でもTEDの動画で語られていることはこの考え方に一石を投じます。
〘実験の内容とその結果〙
スタンフォード大学心理学部の教授、ローラ・カーステンセン先生の研究です。
内容は18-94歳の被験者を10年にわたり調査しています。
その結果特定の世代が幸せなわけではなく、同じ人が歳をとるにつれて幸せを感じるようになるということがわかりました。
これは一般的に若い人のほうが幸福度が高いという私たちのイメージとは真逆のものでした。
人生は完全に下り坂ではないということです。
ではなぜか歳をとるにつれて幸せを感じるようになるのか。
動画で語られている理由として人間は高齢になると、自分の人生にも終わりがあることをより実感するようになり、人生の残り時間を認識するようになるそうです。
そして残された時間で何を優先すべきかはっきりと考え、肯定的になり細かいことを気にせず人生を満喫するようになります。
そうすることで感情的にも安定し、幸福度が上がるということでした。
以前僕も記事で残り時間を意識する大切さを書きましたが、やはり大切なのだと再確認させられました。
nursemannofunbari.hatenablog.com
〘学ぶべきこと〙
この動画から僕たちが学ぶべき点はふたつあると思います。
一つ目は歳をとることにマイナスのイメージを持ちすぎてはならないということです。
人生は完全な下り坂ではなく、身体的に弱ってもその先には精神的な充実があるということです。
もう一つは、若いうちから人生の残り時間を認識し、自分がやりたいこと、優先させたいことに力を振り絞るべきだということです。
そして楽観的に人生をとらえ、細かいことは気にせずに感情的に安定し、若いうちから人生を満喫したらいいってことではないでしょうか?
こうやって文字で見るだけでも幸せな人生を送れそうでワクワクしませんか?
その通りにできたら誰も苦労しませんよね。
しかしやりたくないことに、若いうちのかけがえのない時間と労力を割き生きていくのか、上に書いてあるような生き方をするために努力するのか選ぶのは私たちです。
あとこれはアメリカの実験なので必ずしも日本人に当てはまることではないという反論はできますかね・・・笑
〘まとめ〙
人は歳をとるほど幸せになれる理由は僕自身すごく納得できるものでした。
この考え方を若いうちからうまく先取りして幸せな人生を選択して日々過ごしていきたいですね。
こんな素敵なおばーちゃんもいますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!