時間がない?新米ナースの勉強法!
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
先日夜勤終わりに後輩と朝ご飯を食べに行きました。
1年目の新人、やせメガネ君に「最近一番困っていることはない?」とたずねると
「時間がないです。勉強したくても時間がなくて困っています」とお返事が。
確かに1年目のとき自分も同じ悩みを抱えていたことを思い出しました。
でも今はその問題は克服している自分に気がつきました。
学生と社会人の時間の使い方が違うように、勉強のやり方も違います。
先輩にやるように言われたことや、自分が疑問に思ったことなど新人ナースがやるべきことは多い!!
それをうまくこなすポイントは「勉強の目的を再確認する」です。
【目次】
〘社会人と学生時代の勉強方法は違う〙
学生時代は無限とあった時間が仕事を始めていまいち取れていないという1年目の新米ナースは多いと思います。
さらに追いうちをかけるように夜勤があり生活リズムも不規則になり明けの日は机に向かう気にもならないくらい眠たいですよね。
どうしたらいいでしょうか。
学生時代は勉強のための時間はしっかりとれたので、勉強の内容もゆっくり時間をかけて広く浅く、ゆっくり深く理解を深めていく持久型スタイルです。
しかし社会人は違います。
社会人的な勉強方法は短期間に一気に深くピンポイントで理解を深める必要があり、瞬発型スタイルを作る必要があるのです。
〘時間を長くとる必要はない〙
そもそもなんですが時間を長くとらなくても勉強はできます!
たとえば今日受け持った患者さんに胸腔ドレーンが入っていて、先輩にフォローしてもらいながら受持ちをしたとします。
当然仕事の終わりに「胸腔ドレーンの勉強しといてね」といわれますよね。
一番いいのは「やってきました!!」と次の日ノートにまとめて先輩に出せるのがいいですが、新人のころは疲れてそれどころじゃない!!w
そんなときは帰りの電車で「胸腔ドレーン 管理」と検索してGoogle先生に頼りましょう。
きれいにまとまったページが出てくるはずです。
それを読むだけでいいんです。今日やったことの復習がちゃんとできるはずです。
本を開いて机に座ってやるだけが勉強ではありません。
うえに書いた方法も立派な勉強方法なんですよ。
時間がとれないなら、とれないなりの方法で勉強をしましょう。
5分・10分でも十分勉強はできるようになっています。
それを1年間積み重ねた場合とそうでない場合は圧倒的な差が生まれるのは明らかです。
〘勉強の目的はなんだ?〙
看護師の仕事をしている限り、勉強し知識を増やしていくことは必要です。
ここで大事なのは勉強の目的はなんだってことです。
勉強の目的は知識を増やして日々のアセスメントや患者さんのバイタル管理に活かすことです。
ですが1年目や新人の頃は学んだ内容をノートにまとめることが勉強の目的になっているのがほとんどです。
目的を間違えてはいけません。
〘まとめ〙
時間がないなら、ないなりの勉強方法について提案してみました。
ノートにまとめるのも確かに大切です。
それを見せることで先輩に勉強をしているアピールができるからです。
ノートまとめは休みなどまとまった時間にやるしかないですが…
それでも日々短時間でも知識を入れてきたなら、まとめるのも簡潔ポイントをおさえて短時間にできるようになっているはずです。
効果的な勉強方法についてはこちらがうまくまとまっているので参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
新人ナースから学ぶべきことが多すぎる件
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
うすうすは気づいていたのですが、ベテランにとっても2~3年目にとっても新人ナースから学べることってめちゃくちゃあると思いませんか?
ここ1週間ほど働きながら一年生ナースたちがどんな指導をうけ、アドバイスをもらっているのか意識して聞いてみました。
そこには先輩ナースたちの魂の言葉の数々がたくさんありました。
今日は新人ナースを利用して自分自身を振り返り、改めて成長する方法をまとめます。
【目次】
〘新人を通して日々の事務作業を見直そう〙
新人をとおして最も見直すべき自身の仕事内容は日々の事務作業、具体的には書類の入力だと思います。
看護師として働いていて日々感じるのが書類の入力がやたらに多いということです。
サマリーから始まり転倒転落アセスメントや口腔ケアの記録など内容はさまざま。
毎日忙しい合間にダッシュで入力していると思います。
ここで質問なんですが、すべての書類を自信をもって正確に入力できていますか?
・・・すべてとなると自信がないですよね。当の僕もそうです。
そんな時、実は新人に聞くのが最も正確です。
先輩看護師に指導を受けて日が浅いため、自己流でやっていないし、指導する先輩も教えるからには正確に教えているはずだからです。
知らないうちに自己流で入力するようになっている書類、心あたりありますよね?
自信がないものは新人に聞きましょう。正確に教えてくれます。笑
そして教えてもらったときは「ありがとう」と伝えましょう。
普段なかなか言われる機会が少ない新人にとって先輩から言われる感謝の言葉はオアシス的言葉になり、お互いにとってWinーWinです!
〘新人がかけられている言葉は先輩たちの魂だ!〙
新人教育を経験した方なら実感があると思いますが、一日のふりかえりの際に結構熱くなって自分の看護観を語っていますよね?
患者さんへのかかわり方や、病態生理、観察ポイントなど指導者からでる言葉には魂がこもっており、横耳に聞いていても本当に勉強になり、また熱い気持ちにさせられます。
いろいろな先輩の看護観をたくさん聞いて、新人の看護観は養われていくのだといっていいくらいだと思います。
さらに「できてなかったよ」と新人が指導を受けている点が自分もできていないと感じることも多々あります。
これを利用するのです。聞き耳をたてて、新人が言われている言葉をきいて自分のことのように言葉を受け止める。
そして自分にも改善すべき点があればなおす努力する。先輩の良い看護観は自分にも取り入れる!
つねに初心を忘れず謙虚な姿勢を持ちつづけるための一番いい方法だと思います。
〘まとめ〙
新人ナースの新しい利用方法についてまとめました!
感覚的にはわかっていたことですが、意識して新人から学ぼうとすると自分が見落としている大切なことに気づく貴重な機会をあたえてくれるはずです。
いつもはフォローが必要なお荷物的なポジションの新人ですがそんなことはありません。
素直な気持ちを忘れず自分も新人から学び、一緒に成長していけたらベストですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
職場の飲み会での上司・先輩の良き姿とは
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
先日職場の飲み会がありました。楽しい時間でしたが、ふと我に返りあたりを見渡すと広がっていた光景は・・・
いつも通り話をする先輩とその話を聞く後輩という構図が広がっていました。
職場でも飲み会でも同じ光景。
自分なりに理想とする飲み会における上司・先輩のあるべき姿をまとめます。
【目次】
〘人はみんな自分の話をしたいもの〙
後輩指導をしたことがある方ならだれしもある経験だとは思いますが、後輩に対して話が長くなっていしまいがちですよね。
振り返りといって話し始めたらもう30分たっていいた・・・なんてざらです。
後輩に成長してほしいという想いとは別に、実は話し始めたらなんだか気持ちよくなってきてどんどん話してしまう。
自分自身いつもそうです。
これが飲み会でお酒が入ればなおさらです。
自分の昔話や苦労話から、今の後輩たちに対する想いなど永遠に話してしまいます。
新人はビンビール片手に正座をして先輩や上司の話を聞く。
…?
これって毎日病棟でやっていることを居酒屋でやっているだけではないですか?
〘飲みの席だからこそ新人、若手の話を聴こう〙
これは僕の意見ですが飲み会で上司・先輩はぜひ後輩の話を聞きだしてください。
新人は毎日職場では緊張して自分の想いを語る機会もすくないはずです。
少しリラックスしている飲み会の席だからこそ新人たちも自分の想いを言いやすいはずです。
そしてやっぱり話を聞いてもらえたらうれしいと思うんです。
普段は言えない思いを聞き出すにはもってこいの機会。
どんな想いで毎日働いているのか、悩みや困っていることはないか、プライベートは充実しているかなど聞いてみましょう。
自分の話もいいですが少し後輩の話を聴こうとする姿勢がより良いコミュニケーションを生むのではないでしょうか?
〘後輩を大切にする〙
こうして大切に育てた後輩は必ずあなたを助けてくれるはずです。
仕事でもいいいチームワークが発揮されたり、円滑なコミュニケーションでストレスなく働けるようになると思います。
こういう後輩が年々増えていけばどんどん仕事が楽になっていくはずです。
〘まとめ〙
とにかく職場での飲み会では自分ばっかり話すのではなく、相手の話を聞き出してみようという提案でした。
そうすれば自分の話をする以上のプラス効果があると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
苦手な同僚・先輩との付き合い方
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
どこにでも「なんかこの人苦手だな~」と感じる人っていますよね?職場に苦手な人がいる場合、一緒に働くといつもより疲れたりしますよね。
特にそんな先輩がリーダーをしてる時はもう大変。
クタクタで家に帰ることになります。
そうならないために、苦手な同僚や先輩にどう関わればいいのかをまとめてみます。
【目次】
〘実は職場の人間関係はめちゃ単純〙
じつは職場の人間関係のベースはめちゃ単純。基本的には成果とお金です。
看護師の場合でいうと患者さんの管理とお金(給料)が人間関係の基礎です。
給料は病院が支払うことを考えると、苦手な人と関係を作るうえで絶対にクリアすべきことは患者さんの管理だけなんです。
これができていれば文句を言われる筋合はないとわりきることが出来ます。
そのために必要なことは知識と経験以外にありません。
知識と経験を積んでいけば仕事上の苦手な人と作るべき関係は必要最低限でいいのです。
なので知識と経験を積むことはさけてはいけないことだとわかります。
〘気に入られようとするから疲れる〙
苦手な人に気に入られようとするから疲れるんです。べつに気に入られなくても仕事はできるはずです。
私たちの仕事は先輩や同僚の機嫌とりではありません。
患者さんの力になることだから自分のメンタルをすり減らしてこびる必要はありません。
人間関係には2:6:2の法則があるといわれています。
2:全く気が合わない人
6:好きでも嫌いでもない普通の人
2:とても気が合う人
私たちが職場で良好な関係を築くべき人たちは下の二つ、黄色字の人たちです。
2割の気が合わない人より、残り8割のちゃんと関係を作れる人達と良好な関係を築くほうが絶対にいいですよ。
〘世界は変えられないが自分は変えられる〙
他人はなかなか変えられません。でも自分自身は今この瞬間から変えられます。
苦手な人と関係を作ることにつかれている人は今この瞬間から変われます。
自身の職場での人間関係の作り方を見なおしましょう。
力を注ぐ場所は8割の人たちに向けてです!
〘まとめ〙
職場の人間関係で悩んでいる人はとても多いですよね。でも悩み原因になっている人は多くても2~3人ではないでしょうか?
そんな人たちにどういった考え方でかかわるのかでストレスの大小は大きく違うと思い今回僕の考えをまとめました。
苦手な人との関わりをたつのではなく、必要最低限にかかわるのが一番ストレスをためないですむのかなと思います。
自分からストレスを増やさない!意外と意識してやらないとできないことです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
仕事が辛くなってきた新人看護師のみなさまへ
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
季節はいよいよ冬が近づいてまいりました。病院で働くまで知らなかったのですが、病院は冬が一番忙しくなる季節なんです。
理由は寒さが原因で高齢者の方が体調を崩しやすくなるから。
同じ理由で重症患者さんも増えます。
入職から半年たち少しずつ仕事に慣れてきた一年目看護師のみなさんがちょうど仕事が辛くなる時期でもあります。
そんな皆さんにエールと送ります。
【目次】
〘大丈夫、めっちゃ成長してるから〙
4月に就職して、初めて病棟に来た時のこと覚えていますか?
初めて患者さんを受け持って、顔を真っ赤にしてちんぷんかんぷんな言葉で申し送りをしたことを覚えていますか?
あの時の自分と今の自分を比べてみてください。
初めて先輩から申し送りを聞いたときは話している言葉も「何言ってんだ?日本語かこれは?」ぐらいに何を言っているのかわからなかったと思います。
今では少し落ち着いて申し送りができたり、先輩の言っていることが少しずつ理解できているのではないでしょうか。
採血もルート確保もなんとかできるようになているでしょう。
毎日先輩や上司に注意されることが多いために自分の成長が感じにくいと思いますが、4月のあなたにくらべ、今のあなたは確実に成長しています。
〘自分を認めよう〙
そうは言われても、まだできるようになっている気がしないですよね。
まだまだ分からないことが山ほどあるし、自信もないでしょう。
毎日先輩や上司に指導を受ける日々。
だからこそ自分の頑張りは自分で認めてあげないといけないんです。
1年目はなにも自分一人ではできないし、毎日おこられてばかりで自尊心が非常に低くなりやすい状況にあります。
毎日同じことを言われて、自分はできない人間かもしれないと自信も失ってしまいがちです。
先輩も指導はしてくれますが、なかなかあなたの努力を口にして褒めてくれないでしょう。
自分のことは自分でしか大切にできない。自分のことを大切にできない人に、他人を大切にする看護の仕事はできません。
自分の頑張りを認めてあげてくださいね。
〘この冬を乗り越えると強くなれる〙
冬場は病院が最も忙しくなる時期です。半年たってある程度仕事ができるようになってきた1年目の新人看護師のあなたも貴重な戦力です。
いままで以上に仕事を任されたり、一人でできることが増えると思います。
大変だとは思いますが頑張るしかないです。
忘れてはいけないのが、あなたは一人で働いているのではないということです。
困ったときは必ず先輩が助けてくれます。必要な時は先生も来てくれます。
そして寒い冬を乗り切ればきっと来年の春、次の新人をみて「自分も1年前は
あんな感じだったな~」と成長を感じられると思います。
〘まとめ〙
自分の職場の新人に向けて伝えるつもりで書きました。
仕事が辛くなってきて、辞めたい、自信がない・・・と元気がなくなっている新人看護師の皆さまのだれか一人だけでも励ませたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
変化できない人は干される運命にある
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
みなさんの周りには「自分たちが新人の時はもっと厳しかった」「仕事終わり図書館でずっと勉強していた」など自分の昔の苦労話をよくする上司、先輩はいませんか?
そんな人にかぎって新人にやたら厳しかったり、コミュニケーションがとりにくい先輩であったりしますよね。
僕は変化できない人はいずれ病棟で干されたり、後輩からの支持が得られなくなると考えているのでその理由をまとめます。
【目次】
〘変化できないとはどういうこと?〙
ここでいう変化できないとは、新しい価値観を受け入れず、自分がやってきたことが一番正しいとして同じことを新人に押し付けることを言います。
例えば勉強を例に挙げると、「ネットで調べた情報でなく、必ず本で確認してノートにわかりやすくまとめなさい」といわれたことはないでしょうか。
なぜネットの情報ではダメなのか?きれいにまとまったサイトをなぜノートにまとめ直す必要があるのかと疑問を抱きませんか?
勉強の目的は正しい知識を身につけて仕事に活かすことであり、勉強内容をノートにまとめることではありません。
ノートにまとめるにしても自分がわかるようにメモのような内容でもいいわけです。
確かに勉強した内容を先輩に見てもらうという上では必要な作業かもしれませんが・・・
世の中が変わるように看護師の世界も変化してます。
勉強の方法にしても、新人指導にしてもずっと同じ方法ではなく、効率化できるところは効率化して行くべきではないでしょうか?
〘なぜ変化できないとダメになるのか〙
それは毎年新人が確実に増えていくからです。
5年もすれば自分とは価値観が大きく異なる新人たちが入ってきます。
自分を取り巻く環境が変化しているのにも関わらず、自分はいつまでも変化できずに自分の考え方にこだわっていれば取り残されたり置いていかれるのは確実です。
そし価値観や考え方の変化のスピードはどんどん速くなっていくと思います。
例えば自分が新人だとして、下についた先輩が価値観を押し付けてくる人よりも、価値観を共有できる人のほうが良くないですか?
そちらのほうが成長も早くお互いのストレスも小さいはずです。
自分自身働いていて感じるのは、なぜか看護師の多くは自分と違う考えを受け入れるのが苦手な人が多いということです。
しかしそれでは年々増える後輩の支持は得られなかったり、上司になったときに人がついてこなくなるのは明らかです。
〘変化できる自分でいるために〙
変化できる自分でいるためには不必要なプライドは持たず素直でいることです。
不必要なプライドや頑固さは新しい考え方を受け入れるときに邪魔になります。
そして後輩から学ぶ姿勢が必要です。
自分とは違う世代が何を考えて働いているのか、勉強の方法はどうしているのか、など教えてもらうのもすごくいいことだと思います。
素直でしなやかな考えの人は魅力的です。
人は自分から変わろうとしないと変われません。
〘まとめ〙
変化できない人はダメになる理由にいてまとめました。
勘違いしてはいけないのは、信念をまげろと言っているのではないことです。
長く仕事をすればするほど自分の信念というものが生まれてくるはずです。
自分が育んだ信念をもとに新しい価値を受け入れて自分も成長していくことが理想の姿だと思います。
大きな大木のように信念を幹として、風に枝葉をしなやかになびかせながら生きていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!
私たちの給料が決まる仕組み
こんにちは、プチマッチョナースのぐっちです。
みなさんは自分たちの給料がどうやって決まっているかかんがえたことはありますか?
私たち看護師の給料は能力によって評価されることはなく、ほとんど経験年数(その病院における勤続年数)で決まっています。
先日読んだ本で自分がもらっている給料が決まる仕組みを知って深く納得したのでまとめたいと思います。
キーワードは給料は労働力を回復させるための経費です。
【目次】
〘給料があがらない理由 その①〙
本作で筆者の小暮太一さんは、
給料は労働者を働かせ続けるためのコストであり、
給料としてもらえるのは、次の日も元気に働くために
体力を回復させる分だけのお金である
とのべています。
なるほど!!と思いません?
私たちがもらっている給料は、私たちが働き続けるための費用だったのです。
そして少し考えて気づくこと。
頑張って働くだけではお金持ちになれない・・・
なぜなら頑張った分だけ体力回復させるだけの費用がかかるからです。
身近な例で行くと、先生たちの給料が高いのは、精神と体力を回復させるコストも高いからなんです。
一緒に働いていてほんとうに尊敬するほど労働時間は長いし、かかっているプレッシャーもすごいですよね。
だから給料がいいのです。
そしてお金をかけて精神と体力を回復させなければならないのです。
もしあなたが給料を払う側の立場だったら、必要以上に払いたくないですよね?
みんなが明日も元気に働けるだけの最低限のお金を給料として払いませんか?
これが給料が上がらない仕組みなんです。
いやいや、昇進したら上がるじゃんと思ったあなた!!
昇進したらかかるストレスも多くなるから回復するコストも増えるので結局同じなんです。
〘給料が上がらない理由その②〙
本作では給料はどんどん下がるという恐ろしい理論が説明されています。
簡単に説明すると、
人の労働を機械が行うようになる
⇓
人の労働が減る
⇓
求職者が増える
⇓
労働力が安く買いたたかれる=給料低下
さらに技術が発展し、よいものが安く大量に作られることで人々の生活コストが低下し給料も下がるのです。
例えば食器は100円均一でも十分いいものが買えるようになったし、洋服はユニクロやGUなどで昔にくらべて安くていいものが誰でも手に入るようになっています。
いいものが安く買えるようになるということは、生活にかかるコストも少なくなる。
結果、給料を下げてもみんなが生活できるので給料は上がらないということになるのです。
〘上がらない給料でも生き残る方法〙
①昇給に依存することなく自分の必要経費をあげない
給料があがったら、いい車に乗りたい、おいしいものたべたい、いい家に住みたい・・・なんて思いますよね?
しかし上がった給料分使っていたらお金はたまりません。
年収(アップ)−必要経費(変えない)=自分の利益(アップ)
のイメージです。
残したお金は貯金や運用に回して自分の資産を築く元手にします。
②給料を買いたたかれない労働者になる
この点は私たち看護師はキャリアの積み方で有利な立場にあります。
超高齢化が進む日本では医療を必要とする人たちが増え続けるので、看護師の需要は高まるはずです。
機械にとってかわられえる仕事でもありませんね。
③副業せよ
これは私の意見ですが、結局給料だけの収入では余裕のある生活はできません。
だから給料以外に自分の力で収入を得るのが自分のお金を増やす最も早い方法だと思います。じゃあどうやって??
それを考えるのがあなたの人生です。
〘まとめ〙
僕たちの給料が上がらない理由をまとめました。
結局だれかからもらう給料だけでは使えるお金もその誰かに制限されているということですね。
本当は知らなくていい不都合な真実だとは思いますがこれは事実です。
自分で収入を得るのがこの問題の一筋の光だと僕は信じています。
しいていうならもう一つは自分の必要経費を上げないで、給料のいい職場に転職するのも手だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぐっちでした!!